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一般社団法人 日本生薬学会 English

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日本生薬学会[監修]「現代医療における漢方薬」


(初版の序:抜粋)
 薬剤師にとって漢方薬と漢方医学の教育が必要であることが,2002年のモデルコアカリキュラムに明記され,従来の生薬学や薬用植物学,天然物化学に加えて,さらに幅広い知識を要求されるようになった.そこで,日本生薬学会では,薬学生にとって必要な漢方薬に関する入門教科書の必要性を強く認識し,ここに「現代医療における漢方薬」を編纂することになった.
 
 2008年3月   編集委員 本多義昭・正山征洋・荻原幸夫・竹田忠紘

(改訂第2版の序)
 日本生薬学会監修の漢方の教科書『現代医療における漢方薬』の改訂版をようやく上梓できることになりました.本書の初版は2008年に出版されましたが,その内容の改訂の必要性が早い段階から議論され,日本生薬学会の課題となっていました.具体的な改訂については鳥居恫a生先生が構想を練っておられましたが,2013年に当時の日本生薬学会会長小林資正先生のご指示で編集委員会が組織され,改訂作業が動き出しました.しかし,2014年春に鳥居恊謳カが急逝されたこともあり,作業が大幅に遅れてしまいました.
 本書の改訂に際しては,薬学教育モデル・コアカリキュラムの改訂によりそれまで生薬学・天然物化学と同じ「C7自然が生み出す薬物」の中に置かれていた漢方が「E2薬理・病態・薬物治療」の中に「医療の中の漢方薬」として組み入れられたことを踏まえて,実際の治療に用いられる漢方処方の解説に重点を置くことにし,初版で全体の半分程度を占めていた個々の生薬の解説を大幅に縮小しました.また、薬学部での漢方教育のコアとなる内容をカバーする教科書を目指し,改訂薬学教育モデル・コアカリキュラムの内容を10〜12回の講義で教えることを想定して内容を整理するとともに,漢方処方についても日本薬局方収載の処方を中心とする重要な処方に絞って取り上げました.生薬についてはモデル・コアカリキュラムの「C5自然が生み出す薬物」で修得することを前提にして,漢方の理解に必要な生薬の特質の解説に限定するとともに、取り上げる生薬も限定しました.さらに,最近の薬剤師国家試験の出題傾向なども踏まえ,漢方薬の副作用や臨床現場での漢方薬の新しい使い方ならびに漢方薬の服薬指導についても記載しました.

 2015年12月  編集委員 木内文之・小林義典・三巻祥浩・森田博史・牧野利明・鳥居塚和生

   出版社サイト
 テキスト表紙

[薬学教育協議会]生薬学・天然物化学教科担当者会議から


 なお本書の編集方針および活用法の一例については平成28年度 生薬学・天然物化学担当教員会議および 日本薬学会第135年会・一般シンポジウム生薬学担当教員による漢方教育に対する取り組み”S56YAKUGAKU ZASSHI Vol.136 No.3 誌上シンポジウムにおいて紹介しているので日本薬学会生薬天然物部会HPからご参照いただきたい

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